親のこれからを考えることは、
家族のこれからを考えること。
この先も今の家で暮らせるだろうか。 何かあったとき、誰が手続きをするのだろうか。 いずれ実家や財産はどうなるのだろうか。
けれども、親御さんが元気であればあるほど、 こうした話題は切り出しにくいかもしれません。
財産の分け方を決めることだけでは
ありません。
当事務所では、親御さんの相続準備を、 亡くなった後の財産承継だけでなく、 これからの暮らしやご本人の希望、 ご家族が担う役割まで含めて 考えることだと捉えています。
すぐに遺言を作ったり、 財産を動かしたりする必要があるとは限りません。
まずは、今のご家族の状況を整理すること。 そこから始めてみませんか。
相続準備で大切な
3つの視点
財産の一覧を作る前に、
確認しておきたいことがあります。
親御さんは、これからどう暮らしたいのか
住み慣れた家で暮らし続けたいのか。 将来は住まいを変えることも考えているのか。 身の回りのことを誰に頼みたいのか。
財産を誰に残すかということよりも先に、 ご本人がこれからの生活を どのように送りたいのか を考えることが大切です。
家族が把握しておきたい情報は何か
預貯金や不動産の所在、 生命保険の加入状況、 大切な書類の保管場所など。
最初から財産額をすべて 家族に開示してもらう必要はありません。 ただし、将来必要となる情報へ たどり着けるようにしておくことには 意味があります。
誰が、どのような役割を担うのか
入院時の連絡、日常的な見守り、 財産管理、亡くなった後の相続手続き。 これらは、それぞれ性質が異なります。
家族だからといって、 法律上の手続きをすべて 代行できるわけではありません。 ご家族が対応できることと、 法律上の権限や専門家の支援が必要なことを 分けて考えます。
親に相続の話をするのは、
意外と難しいものです。
「そろそろ遺言を書いた方がいい」 「財産がどれだけあるのか教えてほしい」
こうした言葉は、 伝える側に悪気がなくても、 親御さんには財産や将来について 決めつけられているように 感じられる場合があります。
最初から相続や遺言を話題にする必要はありません。 日常生活の延長にある話から始める方が、 自然なこともあります。
「これからも、この家で暮らしたい?」
「大切な書類は、どこに置いている?」
「もし入院したら、誰に連絡してほしい?」
「将来のことで、何か希望はある?」
親御さんの考えを聞くこと。
一度の会話で結論を出す必要はありません。 ご本人の考えが変わることもあるでしょう。
親御さんの財産について 子どもだけで結論を出すのではなく、 ご本人の意思を尊重しながら、 少しずつ共有していくこと が大切です。
相続が始まる前にも、
考えておきたいことがあります。
親御さんの今の暮らしから、
将来の財産承継までをつなげて考えます。
現在の暮らしと希望を整理
住まいや生活費、 財産の所在、ご家族の役割などを確認します。 必要な場合には、ご本人の意思に基づいて 遺言などを検討します。
財産管理や契約手続きに備える
遺言は、亡くなった後の財産承継を 主な目的とするため、 生前の財産管理を行う仕組みにはなりません。
判断能力が低下した場合の支援が心配なら、 判断能力が十分にあるうちに 任意後見などを検討することがあります。
相続人・財産・必要な手続きを確認
相続人調査、財産の確認、 遺言の有無に応じた手続きなどを行います。 不動産登記や税務申告が必要な場合には、 対応する専門家の関与も検討します。
ご両親のうち一方が亡くなった場合、 残された配偶者の生活や、 その後の相続も考慮した方がよい場合があります。 目先の財産の分け方だけを 考えればよいとは限りません。
同じ相続準備でも、
考えるべきことは異なります。
ご家族の状況によって、
確認したいことは変わります。
ご両親が実家で暮らしている場合
まずどちらか一方が亡くなったときに、 残された配偶者が安心して 暮らし続けられるかが重要です。
実家の承継や生活資金を考える際には、 子どもへの財産移転だけでなく、 残された配偶者の生活と その後の相続も見据える必要があります。
親御さんが一人暮らしの場合
相続の前に、日常の見守りや 緊急時の連絡、将来の財産管理について 考えておきたい場合があります。
ご本人の意向を確認し、 必要に応じて任意後見などの 支援方法を検討します。
兄弟姉妹が離れて暮らしている場合
親御さんの日常生活の様子を 誰が把握しているのか、 緊急時には誰が対応するのかなど、 家族の役割を整理しておきたいところです。
ただし、親御さんの財産の分け方を 子どもだけで決めるということではありません。 ご本人の希望を尊重することが前提です。
何を依頼するか決まっていなくても、
ご相談いただけます。
「親が何を持っているのか分からない」 「遺言を勧めるべきなのか迷っている」 「将来が心配だけれど、何から始めればよいか分からない」
そのような段階からご相談いただけます。
現在分かっている範囲でお話を伺い、 今確認しておきたいこと、 まだ急がなくてよいこと、 具体的な手続きが必要になりそうなことを 整理します。
親御さんに話を切り出す前に、 どのようなことを確認しておけばよいのかを 知りたいというご相談も承っています。
ご本人の遺言作成や任意後見契約など、 本人の意思が重要な手続きに進む際には、 ご本人の意思を直接確認します。
相続準備の目的ではありません。
必要な場合には、遺言や任意後見などの 具体的な準備をご案内します。
また、税務や登記、法的な紛争などについては、 必要に応じて他の専門家への相談を ご案内します。
ご家庭に必要な準備を、
必要な範囲で。
すべての制度を利用する必要はありません。
それぞれの役割を確認しながら検討します。
相談しやすさを、
実務の積み重ねで支える。
相続まるっと相談室 佐藤行政書士事務所は、 京都市山科区にある、 相続・遺言を中心に取り扱う行政書士事務所です。
2019年の開業以来、 相続・遺言のご相談に継続して向き合ってきました。
継続して開催してきました。
こうした相談実務の積み重ねをもとに、 何を確認し、何を急がずに考えるべきか を丁寧に整理することを大切にしています。
難しい制度の説明だけで終わらせず、 実際に何を考え、どのように進めればよいのかを、 分かりやすくお伝えするよう心がけています。
まずは、気になっていることから
お聞かせください。
相談内容がまとまっていなくても構いません。
ご希望に合わせて、
次の相談方法をご利用いただけます。
ご家族のこれからについて
少しだけ考えてみませんか。
何かを決めてから相談する必要はありません。
今の暮らしを大切にしながら、
必要なことを少しずつ整理していく。
当事務所は、そのお手伝いをいたします。
